はじめまして、営業部の田中です。
田中、初のブログなのでまずは軽い自己紹介をさせて頂きたいと思います。
年齢は26歳(アラサー)
身長は170cm(胴体比率高め)
血液型はO型(こだわり始めると鬱陶しい)
11月生まれ(寒がり)
趣味は読書 特に伊坂幸太郎さんが好きです(知識人気取り)
ラジオ鑑賞(サブカル気取り)
映画鑑賞(おすぎ)
以上ですっ!
私は元々デザイン関係の勉強をしていたのですが、印刷に関してはほとんど何も知らない状態で、20歳の時に山添へ入社しました。入社した当初、印刷機がまわる音やインキの匂い、紙の香りなどにいちいち感動していたのですが、5年経った今でも未だに感動することが多々あります。
様々な媒体がデジタル化で移行している昨今、印刷業界は茨の道を歩んでいくであろうと言われておりますが、他の業界に負けずに活気づいています。
”印刷がカバーする範囲は極めて広く、気体以外の全ての物体に対して可能であるとされている(ゲル状の物体にすら印刷が可能な技術がある”(ウィキペディアから引用)
なんかワクワクしません?
発想次第で無限の可能性が印刷にはまだまだある気がしませんか?
弊社でも承っている”活版印刷”も従来と逆の発想でリバイバル的な人気がじわじわと広がっています。
活版印刷とは商業印刷の元祖と呼ばれている印刷技術で、「活字」と呼ばれる鉛で出来た文字を一文字ずつ拾い、組み合わせた版の出っ張っている部分にインクを付け、紙にインキを転写する印刷手法のことです。(はんこを一文字ずつ集めて文章を作って、判を押すイメージ)
普通に印刷してしまうと、凸の部分を押し付ける訳ですから、印刷された紙にも凹凸が出てしまいます。
活版印刷が主流だった頃は、商業印刷として凹凸がついた印刷物は良しとされていませんでした。
それが、時代を経て、10年ほど前から、「あえて凹凸をつける活版印刷」が”レトロな風合いがかえって新鮮”と国内外のデザイナーさんから注目を集め、弊社でも活版印刷のご注文を毎日いただくほどです。
最新の技術ではなくて、昔からあるもの・職人の技術を使って、新たな一面を見せてくれる印刷ってすごく素敵なものに感じられるんですよね。
また、弊社のお客様もめちゃくちゃ良い方たちばかりで、ご依頼の商品を納めた際、喜んで頂けることがとても多いんです。
そんな表情や感情を見ていると、ただ”紙にインキを乗っけているだけ”ではなくて、”人の想い”も一緒に乗っけているように思えて、半端なものは作れないプレッシャーもあります。
ですが、お客様に喜んで頂いたときの幸福感は何にも代えがたいほど大きなものなのです。
印刷の事・紙の事・加工の事・コストの事、いろいろまだまだ勉強しなければいけない事だらけですが、そんな印刷を仕事にして、良い方々にご愛顧頂けている山添に入社して、心から良かったとこのブログを書きながら改めて実感しました。
当ブログでは、主に印刷・紙の事などのクリエイターさん達が気になっていそうな話、
また、印刷に全く関係ないスタッフのプライベートな話などを4人のスタッフで隔週ごとに更新してまいりますので、
お時間のある時にでもご覧いただければ幸いです!