こんにちは、THE LETTER PRESS 担当の山口です。
強い日差しと爽やかな風に夏を感じるようになりました。
あっという間に6月も終わりに差し掛かり、もう今年の半分が終わるのか…と驚きを隠せません…
そんな今回は、以前からご紹介したいと思っていた
『Haptick (ハプティック)』についてご紹介します!
THE LETTER PRESSのSNSには何度か登場していましたが、こちらでも改めてご紹介させていただこうと思います!
『Haptick(ハプティック)』とは?
弊社の活版印刷の技術を駆使して生み出した、新しい紙肌__
平滑な紙に活版印刷で凹凸をつけることで、今までになかったオリジナルの質感を生み出す技術です。
弊社のブランド THE LETTER PRESS の商品として、実際に Haptick を用いた便箋を作りました。
薄手の滑らかな紙に、活版印刷でオリジナルのテクスチャーを加えることで”新しい書き心地を楽しんでいただく”、という新感覚の商品です。

開発の発端は店舗のお客様、
紙好きさんや書き手さんに向けて「何か面白い新商品が作れないか…」という商品企画会議から始まりました!
もともと透かしや特殊な紙肌の紙が存在していることから、
「活版でオリジナルの紙肌を作ったら面白いのでは…?」とデザイナーから発案があり、活版の”空押し”という方法でオリジナルの紙を作ってみることに。(※空押しとは活版印刷のインキをつけないで印刷する方法です。)
・・・
まずは印刷する模様や紙を社内で相談し、サンプルを何度か試しました。
「便箋」を作ることを目的としていたので、普段弊社の活版ではあまり使わない薄手の紙をいくつかセレクト。
万年筆やガラスペンでもインクが滲まないか、発色や書き心地をペン好きのスタッフと何種類も検討し用紙を選定しました。
模様は2種に絞って、印刷してもらいました。

薄手の紙の印刷はかなり高度な技術が必要になります…
紙が破れてしまわないよう、それでいて凹凸はしっかり感じられるよう、印刷時の圧は強くもなく弱くもなく…という絶妙な調整が必要です。
さらにその調整に加えて、繊細な模様を広い範囲に”均一に”印刷するのは、かなり難しい技になります。
これは長年の印刷工の技術があってこそで、出来上がるまでに紙を変え、圧を変え、いろいろなサンプルを刷り、確認と調整を何度も繰り返しました。
要望に根気よく応えてくれた印刷工との試行錯誤の結晶です。

そして出来上がった商品、第一号が『LETTER WRITING PAPER』
紙肌に刷り込んだのは、「綾織り」という衣類に使われる生地の織り方をパターン化したもの。
さらっと滑らかな質感の紙に、特殊な編み目の凹凸が加わることで、
紙肌にほんの少しだけカリカリっとしたリズムが生まれます。
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デジタルにあふれる現代、この新しい紙肌に触れ、”書く”ということを見つめなおす。
時には相手を想い、自分自身を想い、その時間(トキ)を紙に書き留める。
新感覚の紙肌に触れ、質の良いひと時を__
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この便箋にはそんなメッセージを込めました。
さらに、この活版印刷の凹凸で紙肌をつくる技術。
昔から受け継がれてきた伝統的な印刷と、匠の技が織りなす今回の技術を、
Haptic「触覚」+ tick「刻む」=『Haptick』
こんな風に名付けました。
活版印刷でオリジナルの紙肌をつくる新技術。
また他のパターンや紙で作ってみも面白いかも…と思っています。
OEMなどもお受けできますので、ぜひ気になった方はお気軽にお問い合わせくださいませ。